「うちは小さい会社だから大丈夫」は通用しない?最近ニュースで多いサイバー攻撃と今日からできる対策

最近多いサイバー攻撃と対策|ランサムウェア被害は過去最多

最近、テレビやネットのニュースで「サイバー攻撃」「ランサムウェア」という言葉をよく見かけませんか?

2026年10月7日には、データセンター大手のIDCフロンティアが運営するクラウドサービス「IDCFクラウド」がランサムウェア攻撃を受け、契約している495の企業・自治体に影響が出ました。自治体のホームページが閲覧できなくなったり、物流会社で商品の入出荷が止まったりと、さまざまな業種に影響が広がっています。

「大企業やIT企業の話でしょう?」と思われるかもしれません。
しかし実際に被害を受けている多くは、中小企業なのです。

ランサムウェア被害は過去最多に

警察庁の発表によると、2026年上半期のランサムウェア被害は123件。統計を取り始めてから、半期として過去最多となりました。

  • 被害のうち約64%(79件)が中小企業
  • 業種は製造業が最多。卸売・小売、不動産、医療・福祉、建設業でも被害が発生
  • 復旧に1,000万円以上かかった組織が約6割
  • 1カ月未満で復旧できたのは5割弱

一度被害に遭うと、お金も時間も大きくかかることが分かります。

ランサムウェアとは?

会社のパソコンやサーバーのデータを勝手に暗号化して使えなくし、「元に戻してほしければお金を払え」と要求する攻撃です。

最近は、データを盗んだうえで「払わなければ公開する」と脅す二重の脅迫も増えています。

侵入経路の約半分は「VPN機器」

警察庁によると、侵入経路の約5割がVPN機器でした。VPNは、テレワークや拠点間の通信に使われる機器です。

設置したまま何年も更新していないと、弱点(脆弱性)をそのまま突かれてしまいます。
「導入した時の業者に任せたまま」「誰が管理しているか分からない」という会社は、特に注意が必要です。

今日からできる5つのチェック

  • VPN機器・ルーター・UTMのソフトウェアは最新になっていますか?
  • パソコンのWindowsアップデートを止めたままにしていませんか?
  • パスワードの使い回しや、初期設定のままの機器はありませんか?
  • バックアップは「ネットワークから切り離した場所」にも保存していますか?
  • 不審なメールの添付ファイルやリンクを開かないよう、社内で共有できていますか?

今回のクラウドの件でも、データのコピー(スナップショット)を取っていた利用者は、そこからデータを取り出せるとされています。
「バックアップがあるかどうか」で、被害後の明暗が大きく分かれます。

バックアップの見直し方は、以前のコラム「そのバックアップ、本当に大丈夫?」でもご紹介しています。

「何から始めればいいか分からない」方へ

サイバー攻撃の対策は、高額なシステムを入れることだけではありません。今ある機器の状態を確認するだけでも、リスクは大きく下げられます。

株式会社FIRSTでは、UTM(統合脅威管理)の導入やネットワーク環境の見直し、バックアップ体制づくりまで、会社の規模やご予算に合わせてご提案しています。

「うちの環境は大丈夫?」という確認だけでもお気軽にご相談ください。ご相談・お見積りは無料です。

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参考:警察庁「令和8年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」、IDCフロンティア公表資料(2026年10月16日時点の情報をもとに作成)

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